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ノート

 昨年の六月から七月にかけて付けていた日記に少し手を加えて、写真と一緒に今さら載せてみようと思う。自分が何を考えていたのか思い出したい。

Anchorage

2007.6.28 志木―浦和―松戸―成田 110.6km
2007.6.29 Anchorage 着, 26 street hostel 泊

 成田ではテントを張らず公園のベンチに寝転がっていたらほとんど眠れず、空港では自転車を積むのに別料金で百三十ドルと言われて係員と口論になり、シアトルまでの飛行機では韓国人の大学講師と喋っていてやはり眠れず(楽しかったけど)、乗り継いだ飛行機でも緊張して眠れなかった。ふらふらになってアンカレジ到着。

 夕飯を買って宿に行くと、綺麗なお姉さんが出迎えてくれた。この人がボーイフレンドと一緒にアルゼンチンから自転車で走ってきたこと、アラスカに着いてから子どもが生まれて、ホステルを経営していることは予め知っていたのだけど、俺は猛烈に眠かった。ほとんど話もできずベッドに倒れこんでしまい、しかし眠りは浅く、翌朝ふらふらのままで出発した。彼らとの会話で覚えているのは「Going to Arctic?」「Yes.」「Prudhoe Bay?」「Yes.」「Great!」くらいだ。褒められたのは有り難いが、とにかく眠りたかった。

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