花20080327

目に写るものを切り取る行為が写真だ、とはよく言われるけれど、いまいち賛同しかねるのは、見た通りに写すことなど不可能と思っているからだ。一眼レフだって視野率が百パーセントでなければ構図を決めても余計なものが入るし、コンパクトなら普通にパララックス(視差)がある。何より人間の目玉とレンズは別のものだから、意図した写りと実際とが異なるのは当り前のことで、その誤差が面白いのだと思う。
切り取ったつもりが、余計なものを写し込んでしまった写真こそ素晴しい、なんて適当な理論を組み立てて、結局は余計なものを写し込んだっぽい計算づくな写真を俺は最近撮っているようで、いやらしいやつだ。
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