つまらない物

午後の紅茶

 デジタルカメラを初めて買ったのが七年前、武蔵浦和のケーズデンキで九千円くらいだったと記憶している。同じ店で翌年、二百万画素のカメラを買い、毎日カバンに入れて持ち歩いていた。それまでは全くつまらないと思えていた学校の行き帰りが、輝かしいものに変わったのだけど、僅か半年で高校卒業を迎えてしまったことが惜しい。

 今でも自分を取り囲む風景がつまらないことに変わりはなく、言葉にすれば少々厄介だが、汚れているものを綺麗には写せないし、綺麗なものが綺麗に写るのは当り前のことだから、そのどちらでもなく、べつに面白くも綺麗でもないものを撮っていれば、写真の巧拙はべつとして、俺はずっと楽しいんじゃねーかなーと思いました。現に七年間は続いている。

 というわけで使ってきたカメラの一覧。

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