20061101

今年一月に古道具屋で買った二合炊きの炊飯器、必要な方に進呈します。一週間待って連絡が何も無ければオークションに出しますけれど、希望落札価格一円かつ送料無料にするつもりです。製造が約二十年前と古いため構造が簡単で長く保つと思われます。俺は三月頃から土鍋で米を炊いています。粟を混ぜると粘りが出て旨い。
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20061102
ホフディラン活動再開の報に接して喜びのあまり茄子を大量摂取したところ腹を下した。秋茄子が体を冷やすというのは本当なんだなと解った。白菜と大根の値段が下がってきて菜食が加速している。明日は大豆を炒って味噌汁の実にしよう。
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20061106

昨年買った the milepost に袋綴じの地図が挟まっていることに今さら気付いて、早速、部屋に貼った。地図の大きさは新聞紙より一回り小さいけれどアラスカ州の実際の面積は日本の四倍、人口は八王子市とさして差違はない。意識はすでにブルックス山脈の向こう側に遠のいて空想と妄想だけで毎日過ごしている。多分。
本当は旅行のために一年間休学したいのだが、某大学は休学中も学費の半額を払えという狂った制度が有るから出来ない。一旦退学してから復学するほうが安上がり、なんておかしなことになっている。関西の私大では改善されつつあるらしいから、関東でも改善されることを願うほかない。
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20061119
蒲団を封印し、代わりに寝袋で眠っている。今まで休日などは際限なく十五時間くらい眠り続けていたのだけど、我が町では防災放送塔から夕方四時に『夕焼け小焼け』のチャイムが流れる為、いつも起床から一時間後には哀しい気持になっていたのだった。多分、蒲団が快適過ぎることがよくないんだろうと考えて、冬山用の寝袋にくるまって板張りの床に寝転がっている。頭部には枕代わりに座布団をあてがい、蓑虫みたいな姿で横たわって本を読んだりテレビをみたり、なかなかに快適に過ごしている。七時間睡眠でしっかりと目が醒めることが何より素晴らしい。今朝、寝転がってNHKをみていたら津山線の列車も横倒しになっていて、ああ、横転しているな、いや、それは事故じゃないか、と気付くまでに数分を要した。早起きしても寝呆けていてはあまり意味が無い。
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20061127
大通りの踏切がひどい渋滞で動かないときは、歩行者と自転車専用の小さな踏切に向かう。遮断棒が下りて列車を待つ間、自分のバイクのエンジン音が場違いなようで落ち着かない思いをし、エンジンを止める。配達の仕事において交通法規を必ずしも遵守していないことには度々苛まれていて、この仕事を一年余り続けているが未だ割り切れずにいる。独りで勝手に卑屈な思いをしながら、昨日も踏切に立っていると、前にいた老婆がその隣りの主婦らしい人に何事かを頻りと話し掛けていた。警報機が鳴り響く中で耳を傾けてみれば、この踏切の近くで数日前に火事があったのだという。
お茶会の途中で、おばあさんが昼食の時間だといって自宅に帰り、餅を焼いていて少しばかり外に出ていたら炎が上がった。消そうとしたんだろうね、中に戻って助からなかった、そう語る老婆の声に翳りや湿った様子は無く、彼女自身がすでにおばあさんであるのに、おばあさんが火事で死んだのだと話している。穏やかな横顔を見せながら、餅を焼いていただけなのに儚いものだねという、その姿がどことなく瀬戸内寂聴の説法のように見えてきて、踏切をバイクで渡ることなど些細なことだ、有り難やと思う。
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