日記

 発行部数が少ないためなのか、ぼったくりか、ちくま学芸文庫は高い。たいていはそれなりに厚みもあるが、安いもので七百円から高いものは二千三百円まであり、現在読んでいるポール=ウィリス著/熊沢誠・山田潤訳『ハマータウンの野郎ども』は五百ページ弱で千五百円だった。半額でいいだろうさ。さらに調べてみると筑摩書房には『現代日本文学大系 全九十七巻セット』という五十一万円の商品がある。軽自動車が買える。

 秋山はる『すずめすずなり』、五十嵐大介『魔女』、石川雅之『もやしもん』等々、漫画ばかり読んでいて頭が鈍っているので、レポートは遅々として進まない。

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日記

 寝袋、テント、コンロ、マウンテンバイクを合せて九万円で購入した。自活しているとはいえ最早、貧乏学生を名乗ることはできない。でも一応は分割払いだ。来年以降のアラスカ行きに備えて寝袋は冬山用、コンロはマルチフューエル対応(灯油と赤ガスと白ガスと軽油)、テントのポールはジュラルミン製になった。これでもう就眠中にテントが倒壊することはないだろう。

 サークルとゼミを辞めてから学校に通う目的は大教室の講義だけになった。残り二年半を有意義に過ごす術を模索したいとは思うがその先の就職なんかは真暗で何も判らない。駄菓子屋をやってみたいなあとなんとなく考えている。駄菓子屋といえば三丁目の夕日の茶川竜之介さんは、勿論、芥川龍之介に名前が由来していて、しかしながら作家としてのモデルは川上宗薫じゃないかと前々から秘かに思っていたりする。

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日記

 自転車のサスペンションというものに未だ慣れず、ひどく酔った。段差では衝撃が来るのが正しい。暫く本を読まなくなっていたので週に一冊は読むように心掛けようと思う。読書記録再開。

 マックス=ヴェーバー 『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』
 中上健次 『重力の都』

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熔融

 レタスを三時間ばかり常温保存しているとぐずぐずに融けてきて黒くなって廃棄処分になった。私もまた融けそうになったけれど新しいレタスを買ってきて炒めて食べたので回復した。五月初旬から続いている日照不足と湿気過多のために大学の芝生にはついにキノコが生えて順調に育ちつつある。と書こうとしていたら昨日の久々の強い日射によってキノコはしなびて枯れてしまった。合掌。

茸

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